中学受験を終え、約1ヶ月が経とうとしています。
子どもも自分も通常生活に戻り、受験前や受験中の苦しみを少しずつ忘れかけています。
中学受験は自分たち家族にとってどのような意味があったのであろうか。小学校5年生と6年生の約2年間、塾が中心の生活で、スポーツ等をあまりさせることができませんでした。
そのため、この2年間でかなり太り、スポーツが苦手な子どもになっています。今からさせればいいのですが、運動する習慣がなくなったため、運動を自分から進んでするようなことはありません。
勉強以外のことはなるべくさせないようにしていたのですが、その割にはあまり勉強もせず、だらだら過ごすことが多かった気もしています。しかし、中学受験をしなければもっと勉強もせず、スポーツもしない子どもになっていたかもしれません。
子どもがまだ小さい時は勉強はあまりできなくても、スポーツができる子どもになってほしいなと思っていました。自分は野球をしていましたので、キャッチボール等を一緒にやりたいと思っていましたが、野球には興味を持ってくれませんでした。
その代わり電車が大好きであったため、乗りたいという電車にはなるべく乗らせるようにしました。そのため今でも電車が大好きで、中学に入ってからも鉄道研究会に入りたいと言っているほどです。
中学受験をしようと決めた時、鉄道研究会がある学校を探しました。数校あったのですが、偏差値が高い学校は当初から無理とあきらめていましたが、入れそうと思われた学校が今回の第4志望校でした。
途中からは志望校の選択からも外れていた第4志望校でしたが、最終的に入学することになったのも何かの縁かなと思います。良かったのか悪かったのかはわかりませんが、これから6年間通うことになるので、楽しい学校生活を送ってほしいと思います。
6年後には今度は大学入試となります。6年後どのようになっているかはわかりませんが、「この学校に入ってよかった」と言ってくれれば、親としては今回の苦しみも報われます。
まあなんにせよ、中学受験は終わりました。いろいろとありましたが、貴重な経験ができたのかなとも思います。
これからは中学校生活が始まります。
中学校から高校になっていくにあたり、どのように成長していくのか、ある意味楽しみです。
今後は親から離れていくと思いますが、遠くからでも子どものことを見守っていきたいと思っています。
中学受験はしんどかったですが、今から思えば子どもと一緒に同じ目標に向かってがんばったいい経験だったと思います。