今の自分の会社には60歳定年後、再雇用制度があります。
再雇用となれば、現在の地位から2階級下がった形での雇用体系となります。給与体系も現役時代の階級に応じた給料ではなく低くなります。
以前の噂では、給料は半分以下になると言われていたので、再雇用になると低い給料で、今までの部下であった人間にこき使われることになるのかと思っていました。
しかし先日異動内示を見た時、多くの人が再雇用制度を利用して会社に残っていました。
なぜこんなに多くの人が再雇用として残るのであろうか。確かになれた仕事のほうが続けやすいというのはわかるが、安い給料で知っている人間に使われ、給料が今の半分以下であれば、別の所で働き口を見つけたほうがいいのではないかと思うので、すごく疑問に思っていました。
再雇用制度の給与体系があったので、大まかに計算をしてみました。すると確かに低いか普通の階級で定年を迎えた人は、現役時代の半分以下となります。
しかし、上の階級になればなるほど給与体系が上がり、最高位の階級で定年を迎えた人は再雇用となっても給料はそれほど下がりませんでした。
だから最高位の階級で定年を迎えた人も再雇用としてほとんどの人が残っているのかと合致しました。
そして皆が上を目指すのもわかりました。
改めて思いました。
再雇用になる前に会社を辞めます。